「震災・原発事故避難者のためのなんでも相談会」が開催されました
5月19日(土)、山形市総合スポーツセンター大会議室にて、県労連や自由法曹 団、民医連などの各団体による実行委員会主催で「なんでも相談会」を開催しまし た。原発賠償・住居・雇用および心と身体の相談など、弁護士や労働相談員、医師な どの専門家が対応し、至誠堂総合病院から医師2名、看護師、MSW、市内病院の臨床心 理士1名が心と身体の相談コーナーを担当しました。食料品提供では100名分を超える 食料品を無償提供しました。 相談コーナーには、全体で47名の方が訪れ、心と身体の相談では9名の方の不安や 悩みに対応しました。 避難生活が続く中で体調が悪くなったという方や、母子で山形に避難して夫が福島 に居るため、日頃から夫と相談できない、子供のストレス、身体症状について不安を 抱えているとの相談もありました。いずれの相談でも長い避難生活による疲れ、スト レスや将来の生活の悩みや不安を抱えている実態が明らかとなりました。 今後も悩みや不安に寄り添い、長期的な取り組みが求められます。