2012年度県連放射線部会報告会・研究発表会を開催しました
7月7日(土)、酒田市の健生ふれあいクリニックにて、県連各病院・診療所の放射 線技師13名が参加しました。はじめに佐藤勝彦県連放射線部会長より、「全日本民医 連第12回被ばく問題交流集会」への参加をつうじて、原発事故からの教訓、周辺住民 と原発労働者のいのちと暮らしをいかに守るかについて交流できたことが報告されま した。また「原発等の現状、問題点」についてのレクチャーを行い、老朽化した原子 炉の放射化や原発建設の問題、ウラン採掘現場や原発作業員の状況、原発行政や原発 立地地域への交付金の実態等、原発をめぐる問題の重大性が明らかとなる講義をしま した。つづく研究発表会では、2月にオーダリングシステムを導入した至誠堂総合病 院の取り組み、庄内地区での医療情報共有システム「ちょうかいネット」への参加に ともなう、PACS導入による本間病院での画像システムの概要などの7演題の発表があ りました。今回の開催をつうじて、事業所(法人)を越えた放射線技師の視点での、 さまざまな活動の交流がはかられました。