～自分たちの看護を客観的にふりかえり、後輩たちに伝えていこう～

  1月10日（土）天童ホテルで今年度の師長主任研修会を開催しました。当初は7月に計 画していましたが、台風の影響で延期していたものです。 広島共立病院の浜崎忍副院長・総看護師長をお招きし、「民医連の看護のものさし～ 看護（介護）活動の評価ツールとして活用するために～」と題して講演いただきまし た。 民医連の看護のものさしとは何か、民医連の歴史をふりかえり、看護に関する論文からキーワードを抽出して、客観的に民医連らしさとは何かを示していくお話をしてい ただきました。
民医連の看護のものさしの土台には、人権を大切にする、日本国憲法や看護倫理が ベースにあるということ。 看護の実践を「美談」で終わらせず、理論化すること、見える化することが大切。 職業歴を詳しく聴くこと、「無職」はその昔何をしていた「無職」なのか？ 非正規雇用、失業、無保険などの困難な事例が、忙しい日常の中で埋もれていない か？ 行政や社会への働きかけや災害支援が民医連の大きな特徴であること。 民医連の看護は「ナイチンゲール＋α」ではないか？ 民医連の看護のものさしを、自分の職場の事例にあてはめて、カンファレンスをしよ うなどなど、学びが多くありました。
午後のグループワークでは、ものさしを現場の実践にどう活かしていくか、アクションプランを考え、とても盛り上がりました。