庄内医療生協で4月から「無料・低額診療」スタート！！
 
  庄内医療生協では、今年4月1日より、鶴岡協立病院、協立病院附属クリニック、鶴岡協立リハビリテーション病院の3つの事業所で、社会福祉法にもとづく「無料・低額 診療」事業を開始しました。山形県内では、山形市の済生会・山形済生病院、酒田市の本間病院に次ぎ3番目です。生活費には程遠い年金しか支給されない高齢者や、まじめに働いても生活保護基準以下の収入しか得られないワーキングプアの増加に加え、アメリカ発の経済危機が広がる中で、深刻な生活実態がすすんでおり、住民の健康と命が深刻な事態に追い込まれ かねません。開始してわずかな期間ですが、すでに2件の適用があり治療を行っています。5月19日には記者会見を行いテレビ・ラジオ・新聞で報道されました。ポスター・リーフ・ステッカーなどを活用して地域へのお知らせも進めています。
 
※無料・低額診療事業とは・・・
（1）社会福祉法第2条第3項9号に基づく制度です。
（2）各病院の相談室に電話するか、窓口で「制度が利用できるか相談したい」と申し出 てください。ソーシャルワーカーが事情をお聞きします。
（3）面接結果をもとに、事業所の管理部会にて認定します。
（4）緊急な検査や治療が必要な場合は、診療を優先し、減免に関わる認定は事後にしま す。