宮城の坂病院などへ医師、看護師ら支援、薬品、食料など物資救援

  東日本大震災対策本部を山形民医連および各法人が立ち上げ、出来る限りの診療継続 とともに、宮城の坂総合病院などへ医師、看護師らを派遣し、薬品や医療材料、食料 などの救援物資を届けています。

  山形民医連の各事業所では建物の損傷は一部軽微なものに限られており、通常診療を 継続しています。11日の停電に対しては自家発電を行い、12日には各事業所とも電気 は復旧しています。16日以降予定されている計画停電に対しては、自家発電による診 療継続を基本としながらも、燃料重油の不足などにより一部診療制限を行う場合があ ります。重油の不足により暖房時間の制限なども行っており、重油の確保が課題と なっています。

  入院や入所している患者さん、利用者の給食については、関係各方面のご協力により 当面の材料は確保されています。ひきつづき確保に努めております。

  また山形県からの要請により、17日以降、宮城県石巻からの患者さんの受入れを行う ことになっています。

  また全日本民医連からの要請にもとづいて、宮城の坂総合病院や松島医療生協、福祉 施設などへ、各事業所より医師、看護師など医療支援の派遣とともに、薬品や医療材 料、食料などの支援物資を届けています。