5月12日（土）、本間病院会議室において県連の放射線技師16名が参加しました。総会開始前に研修講演として、「カセッテ型ワイヤレスFPD AeroDR」について、コニカミノルタヘルスケアの久保雄一先生に講義をいただきました。カセッテ型FPD（フラットパネルディテクター：Ｘ線平面検出器）は、撮影直後その場で画像確認できるのが最大のメリットです。特に手術室や病室での撮影ではこのメリットが最大限に発揮できます。従来の様に放射線科に戻ってから画像確認しなければならないというデメリットが無くなり、より早い画像提供が可能になります。また、X線量を大幅に低減できる可能性があります。2012年度総会では、鶴岡協立病院の佐藤勝彦県連放射線部会長より挨拶があり、東日本大震災被災院所の支援活動など民医連のつながり、連帯感が再確認された昨年度の部会活動をふり返りました。総会の中で昨年度の活動総括として、学習会・研究発表会の開催や地協の交流集会への参加など、活発な取り組みが図られたことを確認しました。また、原発の事故後には各法人で「放射線のプロ」として、班会や友の会での講師、勉強会に取り組みました。2012年度の活動方針としては、研究発表会と学習会の開催の定着化、県連内研修等による後継者育成および技量向上に向けた取り組みを確認しました。