医学生との共同学習会
2024年度
2024年度 第1回医系学生ミーティング 開催(講師:小児科医)
2024-07-23
7月23日(火)に、今年度初となる医系学生ミーティングをZoomにて開催しました。今回の講師は、鶴岡協立病院附属クリニック所長の石川充医師です。当日は「”困り感”に寄り添う小児医療」と題して、小児科医として神経発達外来を担当する中での思いを語っていただき、医系学生(医学生・看護学生・リハビリテーション学生)12名が参加しました。
講演では、「発達障がいを抱えている子どもは普段から怒られることが多くありますが、”問題行動”と”問題児”はイコールではありません。日常生活の中で子どもが大変だと感じていることは、頑張りたいと思っていることでもあるので、そう思える子どもをどうか褒めてほしいです。発達障がいの困り感を共有する際は、本人・保護者・学校側などのそれぞれの大変さを理解することが重要となります。発達障がいの治療のゴールは、”その特徴を持ちながら生きていける”ということです。いかに相手の困り感に寄り添ってそれを解消するかという視点は小児科ではもちろん、大人を診察するでも大切なことなので覚えておいてください」とメッセージがありました。
講演では、「発達障がいを抱えている子どもは普段から怒られることが多くありますが、”問題行動”と”問題児”はイコールではありません。日常生活の中で子どもが大変だと感じていることは、頑張りたいと思っていることでもあるので、そう思える子どもをどうか褒めてほしいです。発達障がいの困り感を共有する際は、本人・保護者・学校側などのそれぞれの大変さを理解することが重要となります。発達障がいの治療のゴールは、”その特徴を持ちながら生きていける”ということです。いかに相手の困り感に寄り添ってそれを解消するかという視点は小児科ではもちろん、大人を診察するでも大切なことなので覚えておいてください」とメッセージがありました。